前回の入山の目標は
「つなこの初フィッシュ」or「僕のメーターオーバー」。
前者は達成したものの、二十年来の夢、メーター超えはまたも持ち越し。
初回に95cm、次の回に96cmと来て、2回ラインブレークということは
メーターオーバーもいるという、希望的観測で、今期4度目の入山です。
前回の入山の目標は
「つなこの初フィッシュ」or「僕のメーターオーバー」。
前者は達成したものの、二十年来の夢、メーター超えはまたも持ち越し。
初回に95cm、次の回に96cmと来て、2回ラインブレークということは
メーターオーバーもいるという、希望的観測で、今期4度目の入山です。
今回もダイワののりZさんとともに釣行。
増水も落ち着き、水の濁りはささ濁りという最高のコンディションで
到着後すぐ、僕にヒット! 少しやりとりしましたが、これは無念のバラシ。
続いてすぐにのりZさんにもヒット!
難なく寄せてきたのは
80cmほどのコンディション抜群の山鱸。SL12を丸飲みしていました。
その後、のりZさんにもう一度ヒットしたが食いが浅かったのか、すぐにフックアウト。
アタリもなくなり、ポイントを移動したましたが、そのポイントではノーバイト。
再び同じ場所に戻ってきました。
雰囲気は抜群なのですが、アタリもなく、そろそろやばいかなと思った時に
僕にコツンと小さなアタリ。フッキングに成功し、寄せてきます。
ファイトからして60cmもないでしょうか? エラ洗いもしません。
すんなりと寄ってきたのは
ん? あれ?
・・・・??
ランカーチヌ、56cmでした(苦)。
喜ぶべきなのか、悲しむべきなのか。
その後、アタリもなく終了。
のりZさんは次なる獲物を求めて違う川に移動していきました。
僕は車で仮眠を取り、帰路につこうと目をつむり。。。
zzzz
zzzz
zzzz
……..
……….
なんか悔しくて寝られません(笑)
朝まずめ一発勝負に賭けようと、しばらく待って再び入川しました。
まだ夜が明けきる前。ポイントに着くと一発、シーバスのライズがありました。
すかさずライズがあった場所の上流にキャストし、ドリフトさせていると
ドカーンと食い上げてきました。
今度はバレることなくランディングに成功。
半分寝ぼけていたので写真を失敗しましたが、84cmのグッドサイズでした。
なんとか、シーバスはゲットできたものの、悲願のメーター超えは、またも持ち越し。
まだまだ夢追い人でいさせてくれそうです。
TACKLE DATA
ROD =パームスサーフスターSGP-96L REEL =セルテート2508RHカスタム LINE=ラパラPE1.5号 LURE=SL12F-G(オオナゴ) |
「11月までには絶対釣れる」――。
釣りガール育成プロジェクトが始まって以来、
一つの大きな目標としてきたシーバス(マルスズキ)。
思えば、初夏の頃、75cmほどのシーバスを難なくヒットさせ、
ぼくがランディングを失敗したことが負の連鎖の始まりだったかも。
以来、夏場に80cmクラスをヒットさせてもバラシ。
秋には土手を降りる時にすっころんでケガなど。。
先日には山鱸ポイントでおそらく90cmクラスをバラしました。
11月と期限を切っていたのは、やはり1年で一番チャンスがある時期だから。
と言うわけで先日ランカーをバラした山鱸ポイントでリベンジ。
おそらく今年最後の落ち鮎パターンチャレンジです。
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ロッドは、メジャークラフト・ザルツ1062MH
リールはダイワセルテート3500HDカスタム
ラインはPE3号
リーダーフロロ8号。
要するに、メーターオーバーがきてもビクともしない、シーバスには、オーバースペックなタックル。
いざ現場に降り立つと、先日来の雨でダムが放水しており、かなりの水量。
したがって、前回90cmオーバーをバラしたポイントは、増水のため川を渡れずに断念。
数カ所をランガンし、腰を据えた橋脚まわりのポイント。
上流に瀬があり、釣れる雰囲気は満々です。
・・・しかし、全然アタリもなしに時間が過ぎ、
あきらめようかとしていた時に
ガツンと引ったくるようなアタリが!!
慎重にやりとりし、上がってきたのは。。。。
苦節半年、ようやく倒したマルスズキは75cmの良型!
詳細は、本人のブログ「ツナマニア☆☆」で。
☆つなは落ち鮎パターンで念願のシーバスをGETした(レベル25)
季節の変わり目。不覚にも体調を崩してしまい、頭痛と、少しののどの痛み。
本来ならちょっと療養をと言いたかったのですが、11月の大潮まわり。
加えて雨後で増水となれば、知らんぷりして寝てる方が精神衛生上よろしくないのは火を見るより明らかです。
さらにこの日は「2011.11.11」。何かいいことが起こりそうじゃないですか。
というわけでポッキーの日、シーバスパラダイスを求めて出撃決定です。
当然、無理をして行くのは先日に95cmを釣っている(11月9日のブログ参照)ということもあります。
実はずっと気になっていたことがありました。
95cmを釣った日は月夜、さらにこの川の水の透明度はすこぶるクリアなので、川底までくっきりと見えました。
ちょっと渇水気味ということもあり、これらを総合するとシーバスの条件としては最悪と言ってもよかったのです。
そんな中でも明らかにバイトと分かるアタリは2人で4回。
これは条件がよければどうなるのか知りたかったことも、今回の強行の後押しともなりました。
実はこの日、ダイワののりZさんが単独入山することになってました。
のりZさんにとっては初のポイントなのですが、
もちろん、ポイントの場所を説明するだけで、
あとは現場でどこにどうアプローチすればヒットするなんてことはすぐに理解できる人なので、
基本情報だけ電話で伝えて放置していました(笑)。
しかし、先述の通り、好条件が重なったので僕も「いてもたってもいられないモード」に。
僕は次の日は仕事、のりZさんはそのまま次の日もロケで家には戻らないとのことなので、車は別々での釣行です。
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コンビニで待ち合わせ、そのまま入山。
この日も月明かりが燦々と現場のポイントを照らしていました。
水はクリアでしたが、前回より30cmほどの増水です。
膝下だった瀬の深さは股下までにも。
夜のウェーディングが嫌いな僕なので、二の足を踏んでいたところ、のりZさんはジャブジャブと進んでいきました。
そして数分後、僕がまだグダグダしていると、のりZさんが戻ってきました。
「獲りましたよ!!」
手にしていたのは目測でも90cmオーバーと分かるランカー。
計測した結果、93cmの堂々の山鱸でした。
こうなったら二の足を踏んでる場合ではありません。
のりZさんのあとを付いていくと、比較的楽にポイントまでいけるラインでした。
もう、どちらが案内人となってエスコートしているのかが分かりません(泣)。
前回来た時とポイントの形状は基本的には変わらないものの、
瀬が広がり、淵との境目も不明確に。
トロ場となっていた個所も流れがあり、全体的に「水圧」が高まっていた感じです。
![]() |
![]() |
前回はこんな感じで×印に立ち込み、瀬の落ち込みに付くシーバスをドリフトで狙いました。 | 今回は増水しており、流れのきつい瀬が広がった感じ。瀬の内側のよどみなどがポイントでしょうか。 |
釣り場に立つと、トロ場や、さらには瀬の上流でもたまにボイル音が響きます。
シーバスのストック数は前回より多そうです。
瀬の向こう側、内側の流れのたるんだ部分を目がけてキャストし、数投目、
ゴンという重量感がロッドに伝わりました。
ルアーは先日山鱸をゲットしたダイワのSL-12。
フッキングに成功したものの、まったく寄ってきません(汗)。
頑張って耐えてなんとか主導権をにぎりたかったのですが、
シーバスが瀬の中に差し掛かったところ、
「ブツッ」という明らかにラインブレークと分かる感触が手元に伝わりました。
リーダーではなくタカ(PE部分)で切れていました。
この時点ではラインに傷が入っていたのだろうと思い込み、再びラインシステムを組み直します。
脱力感満載でラインを編んでいると今度はのりZさんにヒット!
しかし、これものりZさんにしては非常に珍しいラインブレーク。
今度はのりZさんがラインシステムを組む間に僕がキャスト。
ルアーはデュオのタイドミノースリム120
ガツーンと1投目でヒットするも、またもファイト中にタカ切れしてしまいました。
「もしや・・・」。
ラインをチェックしたところ、かなりザラザラになっており、
どうやら何か岩肌がむき出しのシモリがあるのではないかという判断です。
傷ついた部分のラインを大胆に捨て、復帰後のキャスト。
ルアーはダイワのショアラインシャイナーR40+F-G
すると数投目でドカーン!
またも狙い通りのラインで、ヒット。
のりZさんも言っていましたが、どうやら着水音にすごく反応しているようです。
ヒットしたほとんどが着水からルアーが立ち上がって2,3巻き目でした。
話はそれましたが、この魚を獲れなかったら、もう半泣きです。
シモリの位置がおおよそ分かっていたのであらかじめドラグをゆるめに調整し、
ヒットさせてから走らせて別のラインで寄せようとしました。
しかし、ドラグがゆるすぎたのか、全く止まりません。
ちょっと締め直して、ファーストランを止め、慎重に、慎重にかなり慎重に寄せます。
小刻みなポンピングでなんとか流れのきつい瀬を横切らせます。
寄せては走られ、瀬の中にも突っ込まれました。
感覚的には10分ほどやりとりした気がします。
ようやく瀬を横切らせて浅瀬に引きずり出し、
のりZさんがボガグリップでランディングを手伝ってくれました。
サイズは・・・
96cm!
自己タイ記録です!
2人釣行で2人とも90cmアップをそろえたことは過去経験がなく、まさにメモリアルな一日。
僕はこれにてタイムアップでしたが、のりZさんは居残りで、ポイントを移動して97cmを釣ったそうです。
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アベレージが90cmオーバー。えげつない釣行となりました。
落ち鮎時期に雨で増水。強行フィッシングは、予想以上のパラダイスとなりました。
のりZさんが釣行前に言った「その情熱がきっと何かを生み出しますよ」という言葉。
その通りになりました。
風邪気味、そして次の日は仕事。それらのアゲンストに勝った情熱の結果ということでしょう(苦)
TACKLE DATA ROD =パームスサーフスター SGP-96LREEL =セルテート2508RHカスタム
LINE=ラパラPE1.5号 LURE=SL12F-G(ヒラメチャート) タイドミノースリム120(スレサヨリ) R40+F-G(レーザーマイワシ) |
☆つなはウェーダーをゲットした(守備力+30、攻撃力+50)
いきなりのステータスアップですが、現在、リバーシーバスの落ち鮎パターンまっただ中。
ウェーダーがなければ話になりません。
と言うわけでネオプレーンではないもののSSサイズをゲットです。
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「山鱸」。
河口や下流ではなく完全に淡水のエリアまで遡上するシーバスのことです。
今やリスペクトの域にいる釣友のTOYOさんがこう呼び、恋い焦がれるターゲットでありますが、
僕自身も大好きで、落ち鮎のシーズンには毎年必ず一度は狙いに行くのです。
今年の和歌山県内の河川は何度か当ブログでも書いたように台風で形状が大きく変わっています。
明るい時間帯にポイントを見定めておかないと、全く当て外れになったり、
下手をすれば身の危険にも関わってきます。
今回の釣行、ついついごたごたしてしまい、すっかり遅くなっていまいました。
本命の山鱸ポイントに到着した時はすっかり夜のとばりもおりてました。
街灯もほとんどないエリアなので辺りは真っ暗闇・・・と言いたいところですが、
さすがにそんなドジは踏みません。
大潮まわりの月夜というのをちゃんと見越していました。
月明かりに照らし出された山鱸のポイント。
やはり昨年までと形状ががらりと変わっています。
これまで歩いていた獣道は完全に崩壊し、河原にアプローチするコースから探すことに。
目を凝らして見ると、チャラ瀬から中州に渡り、
さらにそこから瀬に立ち込めそうなラインを発見しました。
極めて水のきれいな川なので月明かりだけで余裕で底が見えます。
ヘッドライトを照らさなくても川を渡れるのは相手に警戒心を持たせなくてすみます。
ポイントは次のような形状でした。
![]() |
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中州から瀬を歩いていき、図の「×」の場所に立ち込みます。瀬の中でヒットすることもあるので、忍び足で歩いていきます。 | 瀬の流れにクロスさせるようにキャストします。そしてドリフトさせながら瀬の落ち込みにルアーが流れ落ちるイメージで狙います。 |
数頭目、瀬の中でアユが引っ掛かりました。
まだ錆びていないきれいな魚体です。そしてこのアユが大きなヒントとなったのです。
やはり台風の影響で川が痩せているのかもしれません。
通常、落ち鮎パターンの時は14cm以上のミノーを使うことが多い僕ですが、
引っ掛かってきたアユは12cmほどの大きさでした。
ルアーをダイワのSL12にチェンジ。
そして狙い通りのラインをトレースすると、ゴツンというアタリがありました。
フッキングはできなかったのですが、シーバスがいるのを確信。
そしてその数投後・・・。
まだルアーが瀬から淵に差し掛かる手前で
ガツン!
と大きなアタリ。
魚がいることを確信していたのでアワセも即時に入ります。
まずは瀬から淵に向かってのファーストラン。
そしてエラ洗い。
バシャバシャといった感じではなくゴボッという重量感。
80cmオーバーを確信して慎重に寄せます。
しかし川の流れはかなり速く、流れに逆らって寄せてくるのは不可能。
ランディングする場所はあらかじめ決めていました。
![]() |
まずは、ヒットさせた場所から中州に上陸して瀬を横切らせて、トロ場からランディングする作戦です。 瀬を横切らせるため、シーバスは水圧をもろに横に受けます。たまらなくなり、シーバスはそのまま流れに乗り深場に走ります。こうなれば主導権をにぎれるのです。 |
流れの緩いところでは一気に寄せることができました。
相手も激流の中でファイトを繰り返したので観念してくれたようです。
リーダーを持ってずり上げると
「デカい!」
僕もつなこも思わず絶句です。
これまでの経験から90cmオーバーと確信しました。
感無量です。
昨年も漁港で90cmジャストを釣ることができましたが、明らかに迫力が違います。
いわゆる尻尾の長さで稼いだ「蛇のように長い90cm」ではなく、くさび形の堂々たる体躯。
清流に生きる生命感に溢れた1匹です。
「こんなん泳いでるんやね・・・」とつなこ。
そう。これがこの川の力。
銀ピカの体は神々しく輝き、今回は敬意を表してあえてこの命をいただきました。
再開後、僕のタックルを使ったつなこにも瀬の中でヒット。
ロッドは弓なりにひん曲がりましたが、無念のフックアウト。
どうもマルスズキは今のところ縁がないようです・・・。
今回の釣行はこの1匹で終了。
測定したところ
記録は
全長95cm 、体重7.1kg
全長は自己記録には1cmおよびませんでしたが、重量は1kg更新です。
これを釣る勇気を与えてくれたTOYOさんを始め、釣友の皆さん。本当に感謝です。
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そう言えば前日、ツイッターでシーバスロッドの話で盛り上がりました。
今回使ったロッドは10年以上、この瀬の中で第一線で戦ってくれた名竿、
キンキンの高感度ロッド・パームスSPG-96L。
10年も前から同じことをやってる自分も、よっぽどリバーシーバスが好きなんだなと苦笑い。
これからもずっとこのような釣りができる川であってほしいものです。
TACKLE DATAROD =パームスサーフスター SGP-96LREEL =セルテート2508RHカスタムLINE=ラパラPE1.5号
LURE=SL12F-G(ヒラメチャート) |
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(P.S)
このシーバス、イタリアン酒場「発」のボス、浜口さんにさばいてもらいました。
手で持っても何をしても全然魚臭くなく、「こんなきれいなスズキは初めて」と驚いていました。
ちなみに、卵はまだ膨らみきっておらず、胃の中も空っぽだったそう。
もし、卵が成熟し、たらふくアユを食べていたなら、もっと重量がのっていたのでしょう。
ソテームニエルバターソースです。臭みは全くなく、激烈にうまいです。