高地遠征2019
毎度おなじみとなった夏場の遠足、高知遠征です。2018年は2度訪問し、2匹をキャッチすることができたことを過去記事で長々と書かせていただきました。なにせ人生初だったもので。
2019年はどうか。結果からいうとアカメには出会えませんでしたね。写真は某ポイントに散乱していたアカメのうろこです。大きさから判断してメーター級。いわゆるミノウオクラスという個体でしょう。
現地に着いてポイントを定めていた時、ずっと餌釣りのおじさんが座っていたところに落ちていたので、その方が釣ったのでしょうね。
◇ ◇
夜になり、うろうろとしていると辺り一面でボラが追われているポイントを見つけました。車で駆け付けたら、すでに2台の地元のアングラーさんの車が止まってました。ちょうど、そのうちの一人が釣りを終え戻ってきたので声を掛けました。
私「どうでしたか?」
地元の方A「あー、3本ですね」
私「マジっすか!!」
地元の方A「まぁ毎晩そんな感じです」
私「すごいですね!そんなに釣れるんですね!」
地元の方A「一つはタイリクでしたけどね」
私「私、和歌山からきてるんです! 少し入らせていただいてもよろしいでしょうか?」
地元の方A「ん? あ、アカメですか?」
私「はい!」
地元の方A「あー。僕狙ってるのはヒラスズキですよ」
私「え」
地元の方A「アカメ釣るならもっとマズメのほうがいいんちゃいますか」
私「そうですか、、でもせっかくだし入らせてもらいますね。ありがとうございました」
というわけで一面ボイル祭りの現場で釣りをしたものの、
先ほどの方がおっしゃた通り、釣っても釣ってもヒラスズキ。サイズは60cm前後でしたが、正直なんぼでも釣れたので延々とやってしまいました。
「はっ!こんなことしに来たのではない。アカメを狙わねば」
と思いつつも、釣れると楽しくなってしまうのが志の低いアングラーの性(さが)。ヒラスズキに癒やされるという贅沢をたしなんでいると、もう一人のアングラーさんが戻ってきました。
私「どうでしたか?」
地元の方B「4つだけやね」
私「ヒラスズキですか?」
地元の方B「そうそう」
私「このボイルにアカメ混じってないですかね?」
地元の方B「アカメ狙うなら6月ごろやで(※この時は8月でした)」
私「そうなんですね」
地元の方Bいわく、このポイントは6月のポイントらしい。でも、ヒラスズキのボイル音に交じってアカメっぽい捕食音が聞こえる気もしました。
結局、このポイントで3時間くらいやりました。正直ヒラスズキは延々と釣れ続きました。私のパターンにはまったのでしょう。
◇ ◇
翌朝、同じエリアで、デイゲームでアカメを狙います。
現場に行くと、かなり年配の男性がトップで何かを狙ってました。
私「おはようございます。何狙いですか?」
年配の人「チヌやで」
私「へー、チヌトップですか。釣りましたか?」
年配の人「朝からでっかいアカメに2つ切られたき」
私「!!!? アカメいるんですか?」
年配の人「いるもなにも昨日も今日もルアー持ってかれたき」
どうやらこの方、毎朝来られれているようで、8月も普通にここにアカメがいるとのこと。マズメ時ではなく日中でもヒットするとのこと。
「昨日のお2人さんと言うてること違うやないかい笑」
どうやら地元の方でも言っていることがまちまち。アカメってそんな魚なんだなと思いました。
私もトップを引き倒しましたが無反応。上がダメなら下はどうかとシャッドテールのジグヘッドで底を攻めてると
釣れました(笑)
高知でキビレにドキっとさせられるのはこれで何回目でしょうか? ちょっと数えきれないくらいになってます。
今回の高知遠征はこれで終了。この年はアカメには出会えませんでした。
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