イワナを知る

イワナという魚についての知識が少ないまま、ここ数年間、紀伊半島の奥地で釣りをしていた。年に1、2回程度の釣行だった。

色々と調べてみると、日本には6種類のイワナがいるようだ。オショロコマ、ミヤベイワナ、アメマス、ニッコウイワナ、ヤマトイワナ、ゴギ。

紀伊半島にはニッコウが多く放流されているが、本来はヤマトイワナの生息域である。

上の3枚の写真は紀伊半島で釣ったイワナ。側線を挟んで上下に濃いオレンジの着色斑点があり、背中の斑点は不明瞭。これがヤマトイワナの特徴だそうだ。

紀伊半島でも違う渓では、違う様相を呈する。恐らくニッコウイワナの血が濃いものなのだろう。

いずれにしても美しい魚である。

全て春先に釣ったものであるが、もっと多くのイワナやほかの渓流魚を見たくなったのだ。