毎年秋口、うれしいことにボブ吉キャプテンがボートエギングに誘ってくれます。

 

しかし、お誘いのメールはいつも唐突。

 

というのも天候を見て「行けそう」と判断した日に連絡をくれるのです。

 

今回もお誘いを受けた日は夜に仕事のアポがあり泣く泣く断念。

 

しかし３日後にまた誘ってくれたのです。

 

 

「本日午後５時半に出船どうですか？」

 

僕の仕事は５時定時で、しかもこの日は夜の予定もなく即座にOK！

 

もう一人乗れるとのことで、つなこに連絡するもつなこは無理なよう。

 

「どうしよう」。。。

 

当日の午後５時半に呼び出して来ることができる社会人など、いるわけがない。

 

「・・・あ、そうだ！」

 

無職（推定）でアオリイカ童貞の友人が堺市にいる！

 

と言うわけでコウイチさんに声を掛けてみました。

 

「夢」に小さい大きいがあるとすれば、それはその個人の範囲であり、

 

他人の夢について、とやかくいうことはナンセンスだと思います。

 

アカメを釣りたいという夢もあれば、コイを釣りたいという夢もあるでしょう。

 

コウイチさんの「今の夢」は、アオリイカを釣ることらしい。

 

夢のお手伝いができたらうれしいし、まぁ、ホゲたらホゲたで楽しそう。

 

さっそく連絡を取ったところ、

 

「仕事の都合が付けば行きます！」とのこと。

 

 

あ、コウイチさん、無職じゃなかったんだ。

 

そして午後になり「行けます！」と連絡をくれました！

 

ほんまなんの仕事をしているのだろう。

 

現場近くの釣具屋で待ち合わせ。

 

僕は基本2.5号のエギは使わないので持っていないのですが、

 

キャプテンボブ吉が2.5号がオススメというので購入。

 

コウイチさんにも同様のエギをオススメして２人で買いました。

 

ボブ吉船長のボートがある船着き場に向かい、

 

防虫対策を施して、意気揚々で出船です！

 

海はベタ凪。「一人10杯はいけますね！」と期待に胸を膨らませます。

 

きれいな夕焼け雲を眺めながら20分ほどでポイントに着きました。

 

ぼくがメーンに使用したエギは2.5号のオレンジ（マーブル）で、

 

コウイチさんも2.5号のオレンジ（金）でした。

 

開始直後、幸先良く僕が２連続ヒット！

 

 

ボブ吉船長もポツポツと追加し、

 

これは、コウイチさんだけホゲるという「面白いパターン」に突入かと思いきや

 

 

 

コウイチさん、ようやくゲット！

 

 

人生初のアオリイカです！

 

 

その後もコウイチさん、なんだかんだと釣り続け、

 

 

ついには、このポイントでは珍しいアカイカまでゲット！

 

 

調子に乗ってイキり出しました。

 

この日はコウイチさんのオレンジゴールドがよく当たり、さらに釣果を伸ばしていきます。

 

もしかしたら、竿頭だったかもしれません。

 

初めてのボートエギングなのに、イカのアタリも取れていたようで、

 

なかなか素晴らしい腕でした。

 

そらそうですよね、釣り初心者ではなく、エギング初心者というだけで

 

釣りの基礎はきっちりとできていますゆえ。

 

飲み込みも早いんだと思います。

 

 

 

結局この日は、爆釣とまではいきませんでしたが、3人で30杯ほどゲットできました！

 

ボブ吉船長、いつもありがとうございます。

 

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僕も人様に教えられるほどの腕ではありませんが、

 

一応、こうしたほうがいいと何点かアドバイスをしたところ、

 

コウイチさんは全て実践していました。

 

それに、最後に３人でイカを分け分けする時も

 

「余った小さいのでいいです」と謙虚な姿勢。

 

こわもての顔に似合わず、非常に気遣いのできる人なのです。

 

人生の先輩に向かって言うのもなんですが、ちょっと気を遣いすぎて心配です。

 

今回も２人分の菓子折をいただきましたし、

 

虫除けスプレーも快く貸していただきました。

 

ボブ吉船長も「また来てください」と言ってくれ、

 

僕は、本当にいい人達に恵まれてるなぁとしみじみ。

 

本当にいつもありがとうございます。

 

いつまでもこんな素晴らしい仲間と時間をともにできますように。

 

合掌。