「今晩行きませんか？」とのりZさんからリバーシーバスのお誘い。何か思うところがあったのでしょうか、のりZさんが撃つポイントは1カ所のみだそう。釣れても釣れなくても、そこで心中するというのです。いろいろと考えて釣りをする方なので、その考えに基づいてのことでしょう。

というわけで広大なリバー、のりZさんは定点観測。尻の軽い僕はあちこちランガンです。のりZさんをポイントで下ろして、ぼくはまず少し離れた小場所を撃ちに移動。ここでは何のアタリもなく、次に向かった場所でもノーバイト。

さらに1カ所まわって、のりZさんに合流。するとちょうど1本、良型のヒラスズキをゲットしていたところでした。

ベイトが追われているような雰囲気もあり、少し上流でやらせてもらうことにしました。

のりZさんはその後2本ヒットさせ、2本ともゲット！

それを脇目にアタリもなく焦る僕。キャストも雑になりがちでしたが、そんな時はロングキャストの効くスイッチヒッターで広範囲を探ることに。するとようやく待望のアタリ！　しかしそれは針掛かりせず、さらにモーキンにルアーチェンジして粘っていたところ、ゴツンとヒット！　今回はきっちり針掛かりしたのですが、3回目のエラ洗いで痛恨のバラシ。その後も1回だけショートバイトがあったのですが、乗せることはできませんでした。

のりZさんは3回バイトを誘発し、3キャッチ。同じく3回アタリがあった僕はノーフィッシュ。プロアングラーとド素人の差ですが、内心は悔しくて半泣き状態でした。

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後日、のりZさんは長男で小学6年生のカイチにヒラスズキを釣らせたいということで同所に釣行するとのこと。僕も翌日は休みだったので、邪魔して申し訳ないが隣でやらせてもらうことにしました。だって悔しかったもんですから。

さて、ポイントに着くと、すでにのりZさんとカイチは1本ずつ釣っていたよう。カイチについてはヒラセイゴだったようで、納得行くサイズではなかったよう。のりZさんはカイチの指導で休み休みやっていました。

片手間でやっていたのりZさんですが、ポロポロとキャッチしています。

ちなみにね、写真全部同じように見えるけど、のりZさんは、魚の持ち方にブレはないし、同じカメラマンが同じ構図で撮ってるのだから、そう見えるのよねｗ

少し離れたところでやらせてもらうことにした僕。開始早々、フェイクベイツNL-1にボコッォォォ！と出て、ゴン！と手元に明確な感触も伝わったのですが、針掛かりせず。

ひろ「やばい。前回から通算で4回連続でキャッチできず。。」

かなり焦ります。いろいろと考えた結果、ルアーを初心に返って、これまで何度も結果を出してくれたショアラインZ120Fにチェンジ。するとすぐにゴゴン！ と待望のアタリ！　これでバラしたら立ち直れません。いつもの100倍くらい慎重にやりとりして、

ようやくゲットｗ

「悪いなカイチ、大人げなくて」。おっちゃんも必死のパッチなのだよ。

まぁ、僕が必死だった間にそばで、のりZさんも少し小さめのをサクッと釣ってましたね。ダブルヒットに気付かないくらい必死だったんでしょう。

まぁ、僕はこの1匹で満足。のりZさんも相変わらずのんびりとやっている感じ。

そしてついに、モアザンガルバ73sを投げていたカイチに待望のヒット！

PE0.4号を巻いたセルテートのドラグが悲鳴をあげています（てか、カイチ、なんでお前はそんな細糸でやっているのだ。スパルタ教育なのかww）。ラインがラインだけにゆっくりと時間をかけます。「慎重に、慌てんでええぞ」とのりZさんがアドバイス。見ているこちらもハラハラします。

そしてついに、浮かせることができて、

カイチ、ついに良型のヒラスズキをゲット！　いい夏の思い出になったなぁ！

パパはイケイケなのに、シャイなカイチ。喜びを爆発させるタイプじゃなかったけれど、写真の笑顔から喜びが伝わってくるね。

これを見届けて僕は先にストップフィッシング。僕もかろうじてリベンジできたし、カイチもいいのを釣ったし最高の一日になりました！