なんとも情けない話なのですが、僕はかなり自堕落な性格で、ちょっとした「ま、ええか」が結果的に致命傷になることが多いのです。今回はそんな僕のダメなところが如実に出てしまいました。
とある夜、漁港でヒラスズキを狙っていた釣友Sさんから連絡を受けます。「さっきアジングの人がランカーヒラスズキを釣って、タモ入れしました」とのこと。Sさんはまだ現場にいるようで、フラッと様子を見に行きました。常夜灯の下には何匹かのヒラスズキがいました。たしかに余裕で80cm超えの巨体もいました。でも目視したランカー、どうも泳ぎ方が変で、真横になってフラフラしたり、ボーッとしていたり。丸見えだったので体型も分かるほど。完全にアフターの個体でガリガリなのが分かりました。Sさんと「病気かな?」と会話をしたのを覚えています。
翌日夜、メバルも兼ねてこのヒラスズキ、まだいるのかどうか調べに行きました。夕まずめから暗くなった時合い。現場に着いた時は、まだいませんでしたが、どっぷりと夜のとばりがおりた頃、やはり昨日のランカーが横になりながらフラフラと泳いできました。最初はミノーでやっていたのですが、前日にアジングの人が釣ったという情報があったのでメバル用のジグヘッドとワームで狙います。
ここで、冒頭の僕の悪いところが出ます。メバル用のジグヘッドとは言うものの、ストロングまっすぐ(2g)という尺メバル対応ジグヘッドを選択。ここまではまぁよかった。しかし、ロッドとリールがシーバスタックルそのまんま(ロッドのアクションはML)だったのです。ジグヘッドの「ストロング」というのを過信したのかもしれません。そしてクリアの3inchほどのシャッドテールのワーム(メーカー不明)を投入。すると一撃で食ってきました! ドラグはゆるゆる。なんとかなるだろうと思ったのですが、ボゴボゴッと重量感のあるエラ洗い一発で…
このざまです。
「ストロングまっすぐ」が弱いというわけではありません。メバル用のジグヘッドですから、僕のタックルバランスが悪かっただけです。これがメバルロッドやアジロッドならどうだったでしょうか。「たられば」なので分かりませんが、前夜のアジングの人がランカーを獲ったこと。さらにおととし、釣友のテツさんがメバルロッドでランカーを獲ったこと。さらにさらに昨年秋、のりZさんがやはり2lbラインでランカーを獲ったこと。もちろんこの方々の腕が素晴らしいと言うことですが、もしかしたら僕でもメバルロッドでやれば、獲れていたかもしれません。
言い訳がましいですが、ちょっとしたことなのです。車にメバルロッドは積んでました。PE0.3号を巻いたリールもありました。ガイドに糸を通してリーダーをやや太くしてFGノットを組んだらよかったのです。しかしそれをしなかった。シーバスタックルに、メバル用のジグヘッドで「ま、ええか」で挑んだ。なによりその「自堕落」な自分に後悔しきりです。
ちなみにその翌日、Sさんがクリアのワームのノーシンカーでランカーを仕留めました。
もちろん、メバルロッドでの釣果でした。そう、これが正解だったんですね。このヒラがいた場所は船の係留も少なくロープもありません。いわばオープンエリアなので時間さえかければ十分獲れるのです。Sさんの判断が正しかったのです。
◇ ◇
気を取り直してSさんと近場にロックフィッシュを狙いに行きました。Sさんに教えてもらったポイント、さらに新規ポイントもめぐり、ガシラとメバルをちらほらと。ライトゲームが僕の心を癒やしてくれました。
困ったらライトゲームに走る。これはまぁ、いつものことですねw
ひろさんのおかげで捕らせていただきました。
ウルトラライトタックルでヒラスズキ狙い。小技チックな釣り方はバスフィシングあがりの自分としては好きな部類ですが、生粋のソルトアングラーからすれば邪道なのかもしれませんね~。
>Sさん いつもコメントありがとうございます(^_^)
先日はありがとうございました。いやいや、僕のおかげもなにも、Sさんの実力のたまものですやん( ´ ▽ ` )ノ 僕は横着なのがダメです。ほんま。あとストロングを過信しすぎたのも。。僕はシーバスを軸に、ライトゲームも楽しむアングラーで、青物などの大物は苦手。ってことは、ライトタックルで狙うヒラスズキは得意分野だったはずだから、余計に悔しいですねww
ま、またお付き合いください。。。
僕もめんどくさがりです、一日の釣りにタックル2種類使うとかほぼ無いです(;´Д`)
というか寒すぎて釣りに行けません、冬眠中です_(-ω-`_)⌒)_
>そぎまるさん いつもコメントありがとうございます(^_^)
そうよね、めんどくさいよね(笑)。でも磯でメバルとかやる時はフロートリグ用、ジグヘッド用と2つあった方が結局はめんどうじゃないということもあったりして、でも2本持って歩くのがめんどうだったりして(笑)。
一つ言えるのはめんどくさいことをいとわない人が釣果を出していると思いますわ。。
冬眠、お疲れさまです。早く、復活してください( ´ ▽ ` )ノ
なるほど。。
私のジャンルではありませんが、タックルバランスって大切ですね。
でもって、御坊の小わざ師、さすがSさんです。。お見事!(*^^)v
>Nさん いつもコメントありがとうございます(^_^)
ドラグがゆるいとかそんな問題じゃなかったんでしょうね、一撃で伸ばされました(´;ω;`)ブワッ
ほんま情けないです。
Sさん、小物師から小わざ師に昇格したんですね(笑)。あ、怒られるからやめときますw
こんばんは^_^やっぱりタックルバランス大事なんですね。めんどくさがったらあかんのはわかってるんですが、二種類のタックル持って歩くなんか絶対出来ませんわー^_^;
やっぱ困ったときは歯医者さんとちゃいますか(笑)
>笹本くん いつもコメントありがとうございます(^_^)
とくにチャリだとしんどいよねww ちょうど歯が痛くなってきたので、ついでにお姉さんに会うついでに歯の治療行ってきますわ(´・_・`)
タックルバランスって・・・・・
メバルタックルでヒラスズキを狙う時点で
タックルバランス崩れてるし・・・・
僕はアホみたいにごっついタックル好きです。
良く言えば、漢の釣りですが
ホントは、、、
ブレイクが怖い、女々しい釣りです。。
>かじやんさん いつもコメントありがとうございます(^_^)
いやいや~。ぼくの師匠は2lbのナイロンラインで6.3kg狙って釣ってますしね。。(IGFA世界記録です)。
バランスさえちゃんとすれば獲れます(笑)
ごっついタックルでラインブレイクを防ぐのは正論だとも思いますよ。だれかがラインブレイクはアングラーの恥とか言ってましたし。
魚にルアーをつけたままにするのがダメなんでしょうね。
僕はタックルバランスで一番気にするのは、
ロッドとリールの重量バランスなんですが、
これは単に、投げ心地の良しあしなんでまぁ適当でも
たいした問題じゃないですね^^;
僕は最近はあんまりしないんですが、
ドラグっていうのは本来、
適当に合わせるのではなく、きちんと計って
ラインの強度に合わせますよね。
ドラグはあくまでラインに対するもので、
これをゆるゆるにしても、フックを延ばされるような
俊敏なつっこみやエラ荒いにはロッドの単純かつタイムラグのほとんどない弾性が必要だと思います。
セルテートクラスのドラグでもやはり手元まで伝わり、
機械的に作動してラインを出すという一連の流れでは物理的に全然追いつかないですね。
そのへんが僕のレバーブレーキの必要性の無さを感じる点のひとつでもあります。
かといって柔らかい竿すぎると僕は面白みにかけるので、
硬い竿を使ってますが^^;
突き詰めればフック、リーダー、ライン、ロッド、リール、すべての道具になぜそれにしたのか?っという理由を持たせないといけませんね。いや、考えすぎですねw
>スマーフさん いつもコメントありがとうございます(^_^)
なるほど。深い、深い。ドラグがゆるいからフックが伸ばされないという誤った考え方は今回こっぱみじんこに吹き飛びました(´;ω;`)ブワッ
ランカーの重量が瞬時にロッドに吸収されないと意味がないですね。。
唯一心配なのがアワセが入るか入らないかでしょうが、ま、その辺は刺さりどころもあるでしょうし運でしょうかw
しかし、今回も勉強になりました。ありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ
ドラグがゆるゆるでも、ロッドが硬いと簡単にフックが伸ばされるんですね、、、
やっぱりタックルはバランスは重要なんですね(´・_・`)
まっ、ぼくは魚釣れないからバランスとか以前の問題ですが(´゚ω゚):;*.’:;ブッ
>たくさん いつもコメントありがとうございます(^_^)
ん、いとも簡単に伸ばされたww ちょっとショックやった(;´д`*)ハァハァ
バランス重要です。何年釣りやってるねんって言われそうですが、ようやく分かりましたw