少し気になったので書いてみましょう。落ち鮎パターンで釣れるチヌのことです。
今年は台風の増水の影響で、川の形状が大きく変わったため確認できなかったのですが、
僕の故郷を流れる日高川の下流域、
昨年まではアユの産卵場となる瀬の下にはチヌの姿が橋の上からどっさりと目視できました。
この時期にルアーに掛かる、さびたアユ。これがカギ |
瀬から落ちてくるアユを、われ先に奪い合う姿はそれこそアマゾン川のピラニアのよう(見たことないですが)。
チヌにはあまり感心がなかったのですが、昨年一度、デイゲームで狙ってみたところ、
40cm台が入れ食いに。
5cmほどの小さめのポッパー(ダイワ、不知火)
9.5cmのフローティングミノー(ダイワ、ショアラインシャイナーR40)
ワーム(ダイワ、バブルシュリンプ・ノーシンカー)
シケモク(手作り)などで10連発ほどしたのを覚えています。
日高川下流域、デイゲームで連発の事例(2010/11/07/13:47) |
夜間のシーバス狙いではたまに外道としてヒットする程度なので、
チヌに絞って狙うならデイの方がいいのではと思います。
ことしは日高川のポイントがつぶれてしまったのでデイゲームでは狙えず。
それでも夜間の落ち鮎パターンのシーバス狙いで、2本ゲットしました。
SL12にヒットしたチヌ56cm(2011/11/26/4:32) |
50cm(2011/11/30/19:00) |
大阪在住のチヌを狙うアングラーからすると、
この「落ちアユパターンでのチヌ」というのが新鮮なようです。
まず、アユを追うというフィッシュイーター的な側面、そして完全淡水域で釣れるということ。
これらのことに驚いていたようです。
日高川で45cm(2004/11/02/21:44) |
日高川で61cmのランカー。ルアーはSL17(2009/11/16/19:40) |
シーバス70cm、ヒラスズキ75cm、チヌ61cm(2009/11/16/20:28) |
まず、チヌのフィッシュイーター的な性質ですが、こんなこともあります。
稚アユの遡上時期に御坊市の日高川河口のテトラ際で連発。
スポーニング前ということもありますが、お腹がパンパンに膨れ、
さぞかし稚アユを食ってるんだろうと思いきや、
出血がひどくてキープした1匹をさばいてみるとカラス貝の殻がどっさりと出てきました。
どうやら偏食ではないようです。
もう一つ、かれこれ10年以上も前のことですが、こんな話も聞いたことがあります。
同市の塩屋漁港でのこと、常夜灯の下にチヌに追われたイワシボールができていたそう。
このイワシを引っ掛けて釣り、それで飲ませ釣りをしたところ、延々と釣れ続けたそうです。
淡水域で釣れる件については、確かにキビレの方が淡水エリアで釣れる気もしますが、
過去に落ちアユパターンでキビレは釣ったことがありません。
これは確かに不思議です。
まだまだ僕にとっては謎の多いターゲットですが、
来年の落ちアユ時にはちょっと真剣に狙ってみるのも面白いかも。
デイでチヌ、ナイトはそのままシーバスなんて、なかなかいいかもしれません。
淡水でチヌが釣れるのには驚かされました。
しかもデイでそんだけ釣れたら楽しいでしようね、またいい時期に挑戦したいです!!
あとずっと気になってたんですが…落ちアユって食べたら美味しいのですかね?
>そぎさん
デイチヌ、昨年も一度だけしかしなかったので、偶然だっただけかもしれません。
落ち鮎、普通に焼いて食べたらうまいらしいですよ^^
おもしろい考察ですね。
僕はチヌ釣りをしたことないので、実感がないのですけど、こういう不思議探求が好きなんです。
ルアーチヌもやりたいなぁ。
>青山団長
昼間、橋の上から見るとすごいチヌのストック量なんです。で、シーバスはいないんですね。
でもナイトになるとシーバスばかりがヒットして、チヌはほとんどヒットしません。
これが不思議なところですわ。ナイトでチヌを釣るにはドリフトが有効な気がします^^
コチラは落ち鮎のパターンが無いのですが、かなり遡上するキビレは居ます(^^)
テナガエビ食ってますよ(笑)
キビレが多くてチヌが少ないので、チヌが釣れたら少し嬉しいですね(^^)
しかし61cmのチヌって凄いですね(^^;
JGFAに申請できたのでは?
記録狙ってみて下さいね!
あとエソの落ち鮎パターン教えて下さい。
>なかさん
やっぱり完全淡水域はキビレのイメージですか! 日高川じゃなくて別のどぶ川はキビレまみれなんです。日高川の淡水域はチヌオンリーですね。水質の好みの関係なんでしょうか? チヌのロクマルはもう、顔がチヌじゃなかったです(笑) 落ち鮎のエソ確立しますよ~! 目指せ淡水エソ! あ、ちなみに淡水ヒラメは経験あります(笑)