ムラソイ

 

メバルロッドを買ってから、

 

「小物をいじめたい」衝動にかき立てられ、

 

仕事がてら、メバルの聖地紀伊半島東側から

 

ランガンで和歌山まで北上計画を立てました。

 

 

まずは拠点となる紀南釣り具店で情報を仕入れます。

 

店の扉に貼られたメバルダービーの結果に目をやると、

 

トップは34cmで、5位まですべてが30cmオーバー。

 

さすがはメバルの聖地。

 

胸も躍るが、仕事の都合もあり、

 

メバルはデイゲームのみでのチャレンジ。

 

あえなくワームをフグにかじられる程度で撃沈し、

 

移動しました。

とあるゴロタで、穴釣りをしてるおじさんを発見。

 

ガシラかな? と見てると、

 

20cm以上もあるムラソイを目の前で抜き上げました。

 

「まだこんなサイズが残ってるんや」とテンションがあがり、

 

自分もメバルロッドで挑戦。

 

おじさんは土佐カブラにオキアミを付けるという

 

オリジナル釣法で、「見てて飽きない程度」に釣果を上げていました。

 

ぼくもジグヘッドにエコギアのSサイズをセットして

 

穴に落とすと、すかさずヒット。

 

10cmほどの小型でしたが、

 

小気味良いファイトで楽しませてくれました。

 

201004181517000
10cm

 

しかし、次にヒットしたのが目測25cm。

 

アタリと同時に竿先を締め込み、

 

相撲でいえば立ち合いで勝負あり。

 

一瞬で穴に潜られました。

 

その後、もう一度ラインをブチ切られ、

 

ハードロックフィッシュには

 

繊細なメバルロッドは通用しないことを確信。

 

車まで戻り、ライトアクションのシーバスロッドに

 

PE0.8号、リーダー4号という本気タックルでリベンジすることに。

 

ポイントに戻り、

 

チョンチョンと穴を探っていると

 

ギュイーンといきなり竿先を締め込むアタリ。

 

そのまま引き抜くと、16cmの良型をゲット。

 

16cmとあなどるなかれ、

 

シーバスロッドは弓なりになりました。

 

その後、20cmオーバーも仕留め、

 

取りあえず満足。

 

ムラソイのルアーにアタックしてから穴に潜るスピードは、

 

ガシラの比ではありません。

 

黒い影が一瞬でよぎる感じ。

 

体つきもマッチョで、肉質も明らかに違います。

 

食べてもガシラより味が濃く、ゴムを噛んでるような弾力があります。

 

murasoitemoti
16cmの良型

 

201004181520000
20cm超の大型。周辺の岩の色にそっくり

 

ゴロタでアツくなりすぎて、

 

ランガンは中途半端に終わりましたが、

 

途中、メバルロッドに持ち替えて

 

日置の河口周辺でデカカマス釣り。

 

泥濁りに中、1匹ゲット。

 

メバルタックルで40cmのカマスはちとしんどかったです。

 

紀南地方のランガンは景色もいいし、

 

楽しいもの。

 

しかし現在、日曜日にこのプランを立てた場合、

 

和歌山―南紀田辺間の高速料金が

 

ETC搭載の普通車で片道1000円、往復でも2000円。

 

これが、6月の新料金では往復4400円

 

(和歌山―南紀田辺は68kmで、70kmに満たないため、上限は適用されず?)

 

となります?

 

よく分かりませんが。

 

「大多数の人が値上げ」になるこの新料金制度。

 

いまさら「マニフェストに高速無料化をうたってた」

 

なんて言いませんが、ちょっとひどくないですか?