でかいカマス④(のりZさん編)

 

今回はダイワののりZさんとデカカマス釣り。

 

釣果はというと、

 

数えてないけど35~50cmがたぶん2人で20匹ほど。

 

数はそれなりに釣れ、のりZさんの試みのおかげで、

 

ちょっと興味深いことも分かりました。

 

 

yamamotosan jibun

 

僕はもう何年もデカカマスを狙ってるから、

 

過去にいろんなものを試した結果、

 

「こんな時はこれが効く」みたいなパターンが

 

自分の中では確立しています。

 

その経験上、

 

オールラウンドはM社のシャッドテール型の

 

ワームをセットしたジグヘッドのリグ。

 

今年も何回か、ほかの人はノーフィッシュでも、

 

僕はこれでドカスカ釣れるということがあったんで、

 

「シャッドテールにしか食ってこない。

 

もしかして、シビアにルアーを選んでる?」と

 

疑問に思いながらも、こればっかり使ってました。

 

なんせ、釣りたいばっかりなんで(泣)。

 

そしてその予感通り、やっぱり今年のデカカマス、

 

かなりセレクティブなヤツだったのが分かりました。

 

というのも、のりZさんはこの日、

 

あえてさまざまなルアーを使用。

 

硬いんから、やろこいんまで。

 

いろいろとテストをしていたようです。

 

でもやはり、全部が全部、

 

M社のシャッドテールほどアタリが出ませんでした。

 

のりZさんは最終的に手持ちのシャッドテール型のルアーを、

 

はさみを使ってチョキチョキと細工。

 

テールの形状、太さ、付け根の細さ、

 

長さなど計算して切り、半オリジナルワームを製作。

 

暗闇の中、ヘッドライトで

 

何をこそこそやってるんかいなと思ったら、

 

そんなことをやっていました。

 

ほんで、作ったチューンナップワームの1投目、

 

すぐさまのりZさんにヒット。

 

その後も連発で当たり出し、

 

「ヒットルアー」をその場で作り上げてしまったのです。

 

ただ、せっかく苦労して作っても相手はカマス。

 

鋭い歯でワームのテールを噛みちぎられ、

 

「あ”ー!」と嘆いてたりしていました。

 

ま、僕も釣行前に買った10ピース入りのワームは

 

すべてボロボロにされてしまいました。

 

のりZさんは、現場でいろんなことを試して

 

そのノウハウをダイワの製品作りに

 

フィードバックするのが、お仕事。

 

かなりのデータが頭の中にあるようで、

 

現場で手持ちのルアーを

 

爆ルアーに変えることもできるようです。

 

ちょっとびっくりした。