1月2日生まれ

 

「ぼくね、子どものころからずっと『惜しかったね』と言われ続けてるんですよ」

 

というのは、先日取材した若き社長さん。

 

なにが惜しいかって、

この社長さんの誕生日が「1月2日」であること。

 

あと一日前にずれてたら元日でめでたかったのに、

 

ということでしょうか。でも現実はそうでもないようです。

 

私の隣の席の社員は、

 

その元日生まれのおめでたい人ですが、

 

案の定、お年玉と誕生日プレゼントを別にはもらえず、

 

同時にすまされてしまう悲しい子ども時代を送ってきたとか。

 

いまだに「一日損をした気分ですよ」と言っています。

 

半面、1月2日生まれの人は、

 

元日生まれの人にはないプレゼントが用意されているようです。

 

ある統計によると起業家で一番多い誕生日は1月2日なのだとか。

 

小さいときから「惜しかったね」と言われ続けてきているからか、

 

どうかは分かりませんが、

 

取材した社長さんも「なにかの反骨精神だったのですかね」と苦笑い。

 

お年玉と誕生日プレゼントが別にもらえるうえ、

 

「負けん気」という、人生で一番大事なおまけ付き。

 

1月2日生まれの子どもたちよ、がっかりすることはないのです。