今年も残すところ後わずかになりました。
さて先日、つなこと会話中に
「人生やり直せるなら、どこかやり直したいところある?」と聞かれ 、
「できれば、あの時ラインブレイクした魚、もっと太いラインで挑めばよかった」
などと答えたところ、本気であきれられました。
でもね、少なからず過去に3回はあるんですよ。悔やんでも悔やみきれないラインブレイクが 。
過去を清算するのもいいし、愛しむのもまたいいでしょう。
休日夜、部屋の大掃除にも取り掛かりました。
断捨離(だんしゃり)という言葉が数年前に流行りましたね。
で、そのコツなんですが、先日大切な友人に聞いたところ
「捨てるかどうかの判断は、そのモノを持っていた時にときめいていたかどうか」
「もしときめいてなかったなら捨てたらいい」ということでした。
さすれば、ときめいたものに囲まれて生活できるわけですね。
いい基準だなと思いました。
その教えにのっとりながら部屋の掃除をしていると。。
ん? なんだろう?
なんと、大量のネガフィルムを発見!
まだデジカメなどなかった頃の釣果写真です!
仕事柄、ニコンの一眼レフを買い、ずっとそれで撮りためていたものたち。
いわば財産ですよね。
さっそく、フィルムスキャナーでデジタル化します。
10年以上前の記録を眺めながら記憶をたどります。
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そうそう、まだメバルロッドやら、アジングロッドがないころ
ライトゲームはすべてトラウトロッドでこなしていました。
アジはもちろん
メバル
メッキ・・・。
あ、懐かしい。
メッキの外道のイケガツオ。
これはカスミアジのメッキですね。
あまりにきれいだったので撮りました。
トラウトロッドなんだから、当然、トラウトも。
シーバスもたくさん遊んでくれましたね。
これは磯ヒラ 。
これは稚アユパターンのヒラスズキかな。
いかにもヒラスズキという形ですね。
てか、僕若すぎるでしょw
もちろん、マルスズキもたくさん釣れてくれました。
この上の写真は師走の清流で釣ったシーバス。ラパラF-13を丸飲みでした。
清流のシーバスの特長として、鼻っ面が短い個体が多いことが挙げられますね。
このデイで出た個体なんか、まさにそう。マス族みたいでちょっとカッコイイですよね。
えーと、これは初めてソフトルアーで釣ったシーバスですね。
で、これが1月に釣ったアフターの96cm ! 一応、長年、自己記録にしていた魚です。
で、これが本邦初公開となる98cm!
この証拠写真を無くしてたので
僕の自己記録は、この1枚前の写真の魚と、昨年釣った96cmと言うことにしているのですが、
これで証明できますw 実は98cmなのです。
でも、ガリガリの頭でっかちで、かっこ悪いですね。。。
96cmのままでいいかな。。記録なんざ、所詮は本人の自己満足ですし。
エギの釣果も撮ってたんだ。。ふーん。
あ、すごいモノが出てきた!
御大、村越正海さん!
ビール片手に、いろいろ教えてくれたんですよ!
宝物の1枚です!
ほんまにフィルムが残っててよかった~。
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…そんな思い出をたくさん残してくれたニコンの一眼レフでしたが、
おととしに他界しました。
部品を生産していないとのことで 修理はできないのだとか。
何年間も使ってなかったのですが
久しぶりに使って、やはり、銀塩はいいなぁと思っていた矢先のこと。
そして
このショットが最後となりました。
2年前の師走。
肌を切るくらい冷たい北風が吹き荒ぶ中、立ち寄った白浜のレストランで撮った写真。
まさに最後の晩餐でしたね。