前回の記事で「釣れてない」とぼやきましたが、それ以降どうなのか? 実は相変わらず釣れてません。釣れてないどころか、毎回毎回完全試合を食らう日々。ボロボロになりながら立ち向かうボクサーのようになってますが、自然相手なので、努力がそのまま全て反映されるわけではないようで。
僕の大師匠が数十年ぶりにリバーシーバスをちょっとばかり再開したと聞き、テンションが上がってしまって電話しました。その時の会話の中で、「飽きもせず、まだスズキ釣ってるん?」と尋ねられ、「メーター釣るまでやめられません」と伝えました。すると「それなら分かる」と理解してくれました。
「メーターオーバー釣りたいなぁ・・・」と20年以上言ってるのですが、いまだに釣れてません。「釣りたい気持ちは本気なんかな?」と自分でも思いはじめ、一つ自分に課題を課しました。「この11月は、過去に90cmオーバーを釣った実績ポイントだけを回る!」と決意し、遠い道のりを通いまくり。
結果、PNB(パーフェクト・ノー・バイト)の連続でした。そんな釣れない場所に遠征しなくても、近場で60~70cmが釣れている情報もあったりしましたが、今回はそれには全く目もくれずにひたすらデカいのだけを狙いました。ドラクエでいう「魔神斬り連発」って感じ。でもこれが全く当たらない。LBDでせめて90cmアップを釣って華々しくデビューとか、甘えた考えを持っていましたが、かすりもしませんでした。
一攫千金、乾坤一擲、、、まぁ、なんでしょうね、気分的にアカメ狙いみたいになってきましたね。例年通りなら、90cmとは行かなくても80cmくらいなら、数回行ったら普通に釣れてた気もするんですが。。。
心が折れて最終的にホームというか、小型ですが釣れる可能性が高い川へ。
アユはたくさん確認でき、たまにこんなことも。
しかし結果的にそこでも撃沈を食らいました。トボトボと川の中を歩いて戻っていると、下流の砂地のところで、なんと弱ったアユカケを発見。
自身、この故郷の川で3匹目。ほぼ10年ぶりに見ましたが、まだおったことに感激しました。
弱っていたからか、近付いて容易に捕獲できました。すぐに水の中に戻しましたが、たぶん長くは生きられなかったでしょうね。
◇ ◇
あ、そうそう。LBD、オーバーホールから帰ってきてから、ちょっと気になったことがあったので、もう一度メーカーに送り返しました。したがってフロントドラグのセルテートに戻しました。そして、翌日に恵みの雨が。結果、大きくはないけれど、ぽつりと1匹釣れてくれました。
伝説の魚、アユカケが最後の最後に釣らせてくれたのでしょうか。それとも川の神様のお情けでしょうか。