チヌのボトムゲームに行ってきました。しかし、こんなに長い期間、このゲームをやったことは過去ありません。ゴールデンウィーク前後から６月始めくらいまでで毎年終わっていたのですが、ことしは７月直前という時までやっています。

さて、ヘッダーの写真ですが、６月といえばホタルの乱舞。先日、なかさんご夫婦が和歌山まで来てくれまして、ご一緒させてもらった時のものです。このポイントでいうと、ホタルの量はここ数年では一番数が多かったような気がします。ことしは当たり年、それともなかさんのタイミングがいい年なのか。とりあえずたくさん飛んでいたので、ぼくもうれしかったです。

チヌやシーバスも当たり年なら、うれしいのですが。

さて、爆釣り部は、２日連続でチヌのボトムゲームに行ってきました。初日は、つなこがフラッシュボム＋ガルプサンドワームの組み合わせをピンポイントで撃ち込むとすぐにヒット！　アタリは小さかったらしいのですが、その後の締め込みがきつそう。

上がってきたのはマチヌでした。つなこ、金髪から黒髪にした１匹目が黒鯛でした。ちなみにこのポイントでもマチヌは珍しいのですが、去年もつなこが釣っていた記憶があります。

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さてさて翌日。今度は若き行動派アングラーけんたろすさんとチヌゲームに向かいました。釣り具のマルニシインター店で待ち合わせし、そのまま和歌山市内の実績ポイントに。誰もが口をそろえて「よく釣れる」という場所に行きました。

けんたろすさんは初めてのポイントだったらしく、ぼくもことしはこの場所でロッドを振るのは初めてです。開始早々、ぼくにショートバイト。けんたろすさんも１度ショートバイトがあったようですが、どうも雰囲気がよくありません。30分ほどキャストを続けましたが、ここでギブアップ。ポイントを移動することに。

次に向かった場所で開始早々、つなこが合流。雨がこぼれてくる中、３人でやりましたが、たまにショートバイトがあるだけ。どうも渋いです。

そんな中、ぼくのフラッシュボムが根掛かり。ガッツリ掛かってしまったようで、ロッドをあおると、

ジジジジジーッッッ！！

とドラグが悲鳴を上げました。「グハッ！　やってしまった」。どうやらエイを釣ってしまったようです。走っては止まり、また走る。エイ独特のトルクのある引きは重く、そして張り付かれたらなかなかひっぺ返すことは困難。しかもこっちはチヌ用のライトタックル。

しかし、予想に反し、ことしのチヌタックル、この厄介者のエイをグイグイと寄せてくることが可能でした。ヤマガブランクスのブルーカレント78MⅡ。繊細なティップに相反する強靱なバット。PEは0.6号でリーダーはフロロの２号なので無茶はできませんでしたが、終始エイに主導権を渡すことなくあっさりと撃破！

アカエイの尻尾の付け根にはギザギザのトゲがあります。毒があり、刺されるとえらいことになりますので、もし変なところにフッキングし、針をはずしにくい時は、暴れられたら超危険。あらかじめプライヤーでこのトゲを折っておくと安心です。

ネタを釣ったという達成感はおいておいて、ブルーカレントのバットパワーをエイで確認できました。これなら不意のランカーシーバスにも対応できそうです。

エイの裏側を見て「かわいい、かわいい」とはしゃぐつなこ。ロッドのパワーに酔いしれるぼく。そして不本意にも自前のネットでエイをすくわされたけんたろすさん。それぞれの思いを胸にエイとはさようなら。

さて、ここでもチヌのアタリは、ほぼありません。雨も強くなってきたので「そろそろ帰ろうか」という時、つなこのロッドがしなっています。ゴンゴンと叩いているのでエイではなくチヌのよう。

ゲットしたのは

キビレでした。このポイントでのチヌの付き場を把握してきているようです。

和歌山市内のチヌとは相性が悪いけんたろすさん、この日２回目のタモ入れをさせられ、うらやましそうにキビレを見つめています。

なんか、情けない構図になってしまいましたが、彼の名誉のためにいうと、けんたろすさんは、ことしに入り、84cmのランカー磯ヒラスズキをゲットしただけでなく、先日は95cmのマルスズキをゲット。その後もメーターオーバーのシイラを連発するなど、なかなかの大物キラーぶりを発揮しています。チヌも大型を連発しているのですが、どうも和歌山市内のチヌは苦手なようです。

「次は必ずリベンジします！」という、けんたろすさん。しかし冒頭でも書いた通り、夏場にここまでチヌのボトムゲームをしたことは、過去ありません。果たして、今後、どうなることやら…？？