和歌山県では、いわゆる「ベタ凪」でもヒラスズキゲームが成立することが多々あります。
ナイトゲームオンリーですが、鏡のように静まりかえった水面でも、
シモリの上を通すと高確率でアタックしてきたり、
漁港周りでも常夜灯の下で魚影を発見することができればヒットすることもあります。
「コツンとあたるけど、乗らない・・・」。
しかし、そんなベタ凪ヒラゲームはやはり、ショートバイトが多いのです。
食っているベイトが定かでなく、ショートバイトばかりの時は
ルアーのサイズを落としていくのがこれまでの攻略法でした。
でも、それが間違いだという経験をしました。
先日のこと、とあるポイントでヒラスズキの群れを発見。
このポイントでの鉄板ルアー、ラパラCD-9を投入するも、ショートバイトが連発。
次によく釣れるメガバスのゾンク77でようやくゲットすることができました。
その後もゾンクではアタリはあるものの、フッキングしない状況が続き、
さらにルアーのサイズを落とそうとしたところ、
一人の地元アングラーIさんがやって来ました。
「どうですか」と聞かれ、僕は「しぶいですわ」と苦笑い。
ゆっくりと用意し出したIさんは、そんなこと分かってるかのように
「そうですか」とにっこり。
そして、僕の体たらくをあざ笑うかのように、
わずか3キャスト目でヒットさせました!
以後、僕はノーバイトだったのですが、Iさんはコンスタントにヒットさせ、
なんと1時間足らずの間に5ヒットさせました。
ヒットルアーは、
OSPのルドラ
Ktenのリップレスミノーなど、
比較的サイズの大きなルアーばかり。
このポイントは常夜灯の明かりもあり、さらにこの日は月夜。
自分では絶対に使わないようなルアーばかりでヒットさせていたので、本当に驚きました。
「これでしか食わない」とか「アタリが小さい時はルアーのサイズダウン」という、
僕の中でのルールはガラガラと音を立てて崩れ去りました。
まだまだ勉強、引き出し増加。貴重な体験に感謝です。
ルドラってことはマイワシを食べてるんですかね。
いいな〜ウズウズしますw
>スマちゃん
海面の何もないところで食い上げてきて反転してる姿を見る限り、マイクロベイトなんですが。。でも本気で食ってるベイトはTKB48ですねw ちなみに5匹釣った人、後の情報で、朝までやって合計8匹。一時的にワンキャストワンヒット状態で、ほとんどバラしたとか。。おそろしい。。。
コチラのハイプレッシャーポイント、食わないボイル多発地点で似たような事聞きましたよ(^^)
ジョインテッドクローとかエバグリのビッグベイトで連発とか(^^;
大きなルアーでもセイゴ釣れますし色々試さないといけませんね(^^)
>中さん
そうなんですね! やっぱりいろいろ試さないと。。
繊細なタックルで飛ばないルアーを飛ばして苦労してる後ろから、ヘビータックルでKtenぶん投げて連発された時は、自分の小ささに情けなくなりました(笑)。でもだから釣りって奥が深いんですよね^^
たぶん僕は、目の前のマイクロベイトを追う難しいチームに気を取られすぎて、おそらく遠くのポイントでは大きなベイトを食ってるチームがいたことに気付かなかったんだと思います(汗)