6月。そぎまるさんとチーム激怒舞（げきどぶ）結成の季節の到来です。チーム激怒舞とは水質の悪い小河川、いわゆるドブにてシーバスやチヌ（キビレ）を狙うことをミッションに、毎年夏場にのみ結成される2人組であります。

6月1日、午後8時過ぎに現地にて待ち合わせ。でしたが、8時過ぎてもそぎまるさんはやってきません。普段は気長に待つ僕なのですが、この日は何となく先に第1ポイントに。ベイトっ気はほとんどないものの、流れが効いていたのでとりあえずやってみることに。

グリリンのモニタリング中なので、パイロットルアーにと、グリリン1.6inch（ホワイトグロー）をチョイス。開始から5分くらい経過したでしょうか。遠くにそぎまるさんの車が来たのが分かりました。と、その時、ゴツンと引ったくるアタリと同時にゴボゴボっとエラ洗い！　わりとじっくりと時間を掛けてシーバスをキャッチ！

と同時にそぎまるさんがやってきたので写真を撮ってもらいました。「フライングやがな！」と怒るそぎまるさん。どうやら8時に現着ではなく、8時に家を出るというすれ違いがあったようです。人生においてすれ違いは多々あること。そこは笑って許してくれました。

それにしてもいいところにフッキングできてましたね。

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激怒舞の攻め方は1ヵ所粘るのではなくランガンで攻めるのが吉。次のポイント、そのまた次のポイントと矢継ぎ早に攻め、3ヵ所目のポイントでそぎまるさんがキビレをゲット！

激小チビレでした。「最小記録更新や！」と鼻息も荒いまま次のポイントにGO！ 雰囲気抜群だった4ヵ所目は何事もなく終了。そして5ヵ所目、ミノーを引いていたそぎまるさんのロッドがひん曲がってます！　そぎまるさんは僕とは違ってオーバー気味のタックルを使っているので、パワーファイトを展開。狭い足場を移動しながら、強引にぶっこ抜いたのは

傘！

傘は僕も経験があるのですが、突っ込みは鋭く、リフトアップ時はエラを張って抵抗するので、なかなかのファイターなのです（コチラの記事を参照）。

やりきった男の表情を浮かべるそぎまるさん。ナイスファイトお疲れさまでした。

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続いてこの日の最終ポイント。どうもシーバスもキビレも気配が感じ取れないのでナマズを狙うことに。なぜか「ポケットにチヌ用のポッパーが何個か入ってますよ」というそぎまるさん。それでナマズを狙います。

そぎまるさんの1投目、いきなりバフッとナマズのバイト！　しかしこれは空振りしていました。それを見てすかさずそぎまるさんのポッパーを略奪する僕。

ポップクイーンの小さいやつですね。めっちゃかわいい。

そぎまるさんと少し離れた場所でキャストを開始、「ここに居そう」という所を細かくポッピングすると、ボフッとバイト！

ナマズはこれからもっと増えてきそう。ジタバグとベイトタックルでやってみようかな、とも思いました。

【今回のレポート】 シーバス×1匹（長さ＝計測せず） さて、グリリンモニタリング初日はシーバスとチヌを狙いました。大潮の引き潮はリバーゲームの鉄板パターン。軽めのジグヘッドにホワイトグロー1.6inchというグリリンシリーズの中でも、ナイトでは最も目立つであろうものをチョイスしました。流れに乗せながらスローリトリーブで食わせた感じです。リブ形状、さらにボリュームのあるボディのため、グリリンは水噛みがよいため、こうしたドリフト気味の釣り方でもしっかりとテンションが保たれ、使いやすかったとの印象です。 ■ロッド＝ヤマガブランクス BlueCurrent 78MⅡ ■リール＝ダイワ 14セルテート2004 ■ライン＝DUEL アーマードF 0.6号 ■リーダー＝サンライン ブラックストリーム 2号 ■ジグヘッド＝ダイワ TG月下美人SWライトジグヘッドSS 1.5g（#6） ■ルアー＝DREEMUP グリリン1.6inch（ホワイトグロー）