ことしも参加させていただきました、潮岬オフショアトーナメント。昨年はシイラの部で我がエソワンチームのトンさんが優勝を飾りましたが、ことしはどうだったのでしょうか??
チームエソワンは例年通り2組に分かれてでの参加。だかしかし、ことしは14人と参加者が増えたため、一隻7人ずつと、すし詰め状態に。特にボクたちが乗った船はまわりの船より一回り小さくてさらにすし詰めに(笑)。
開会式、実行委員長の宇井さんいわく、「シイラがいない」とのこと。かなり沖の方にはポツポツといるらしく、来たら10kgオーバーだと聞きました。てか、あれ? 開会式に南紀の大巨人さんもおるじゃないですか。実行委員になったのね。確かずっと前は参加者さんでしたよね(笑)。
さてさて、シイラがいないということで、戦い方ですが、
①シイラを求めて沖出ししてもらい、一発狙いに徹する。
②シイラをあきらめて他魚の部の優勝を狙う。
この二者択一になります。
わがエソワンBチーム(ひろ、つなこ、コウイチさん、トンさん、ガイさん、リョースケさん、コータさん)の選択は①の一撃必殺狙い。
当然、完ホゲ覚悟ですが、潮岬オフショアトーナメント、魚釣りを楽しみに来ているのではなく、勝負に勝ちに来ているので当然の選択です。
船頭さんにその旨を伝え、沖向いて出発!
水温がだいたい22℃くらいのエリアまで向かったのですが、、、、、
遠い(笑)。
おそらく2時間くらい走ったでしょうか。そのエリアまで来たものの、鳥は単発でおるもののナブラにはならず。潮目という潮目も発見できず、1回だけシイラが跳んだのが見えた気がしたので、そこでボクを除く6人がかりで絨毯爆撃キャストをしましたが、チェイスすらありませんでした。
その周辺をウロウロすること約1時間。結果からいうと、シイラどころかいつもよく見るウミガメやサメすら目につかず、てかトビウオもかなり少なかった印象です。
仕方なくまた2時間かけて戻ります。一応は、鳥山や潮目を探すのですが後半はダレてきて、なんやらよく分からない撮影大会に。
居眠りトンさん。前日入りして半徹夜でメバルを釣っていた模様(もちろん丸ボーズ)。
起きてからボクのケツばかり撮影するトンさん。ポケットのカバーが跳ね上がってるのが面白かったのだとか(ラリッてます)。
「いま何時やったっけ?」― 最近買ったアップルウォッチを“さりげなく”つなこに自慢するコウイチさん。
……帰りの2時間、長いです(笑)。
最後は灯台下でボトムを攻めるも全員ノーフィッシュ!
寝ながらタイラバを巻くボク。無論ノーバイト。
はい、残念ながら我がチームは見せ場なし!ってやつでした。
しかし、だがしかしです!
釣りをしている途中、エソワンAチーム(たけぽんさん、佐伯さん、Yさん、ツカピー、ましゃん、すみちゃん、くりひろさん)から、メンバーがメジロを釣ったという写真がLINEで送られてきていました。
無線を聞く限り、まずまずのマダイは釣れていたものの、大型のハタ類やマグロ類などの釣果は聞かれず、このメジロは期待できるのでは。。と期待していました。
Aチームも沖に出ていたようですが早々に切り上げ、ジギング、タイラバで底を攻めていたのでした。
さて、ストップフィッシング。
ウェイイン現場にもシイラの持ち込みはなく、ハタ類がちらほらと見えただけ。
大きなものといえば、エソワンAチーム、佐伯さんとたけぽんさんが釣ったメジロくらいだったので、これは期待大です!
さて、結果はいかに……!
◇ ◇
表彰パーティーはいつも通り串本海中公園のレストランで。なんかスタッフが増えたせいか、ちょっと豪華に(?)。
ウェイイン現場でも確認済みでしたが、やはりシイラの持ち込みはゼロ。シイラ狙いの人は全員撃沈だったようで。。
というわけで表彰は他魚の部のみ。他魚の部のチャンピオンが、ことしの実質の王者となります。そして、その他魚の部、下位からの発表となります。そして3位まで、佐伯さんとたけぽんさんの名前が出てきません。この時点でワンツーフィニッシュが確定!
勝利を確信して喜ぶボクとたけぽんさん。
注目の順位ですが、
佐伯さんが2位!
たけぽんさんが優勝に輝きました!!!
これでチームエソワンから2年連続で優勝者を出すことに!
歴史あるこのトーナメントに名を刻むことができたと思います。
たけぽんさん、実は2年前のこのトーナメントでタックルを海の藻くずにしてしまうという惨事をやらかしており、今回の優勝の副賞(ロッド)で取り返した模様。そんなおいしいエピソードがあるのに、優勝インタビューでは真面目なことばかり言っていたので、ちょっと緊張していたのだと思います(笑)。
でもたけぽんさん、この日の快進撃はこれだけでは留まらず、恒例のジャンケン大会でも勝ち上がり、景品を手にする有様。
こうなるともうチームメートも祝福モードから妬みモードに切り替わり、口元を引きつらせながら拍手していました。
ジャンケン大会、毎年ドラマが起こります。去年はつなこがクーラーを勝ち取ったものの、おきゃんが決勝戦で敗れて笑いものになるなどしています。
ことしの主役はこの人、ガイさん。いまやハンドメイドビルダーとして売れっ子。ルアーショップ「HEAD&TAIL」のネットショップで売り出されるや否や、即完売となるルアーを手掛ける「世界のガイ」とまで呼ばれるようになったこの男。何度も何度もいいところまで残りながら、最後は勝てずに終わるという、おいしいところを持っていきました。さすが世界的有名人です(笑)。
◇ ◇
実行委員の皆さま、毎年楽しい時間をいただきありがとうございます。参加者の皆さまお疲れさまでした。由緒あるこの大会が末長く続きますよう、お祈り申し上げます。ではまた。