8月の行楽シーズンということで
サビキ釣りに行ってきました。
遠路はるばる車で3時間。
サビキといってもアジではなくアユのサビキ釣りです。
つなこが仕事関係でお世話になっているTさんの実家が
紀伊半島南部の山あいにあります。
生まれて初めての場所での釣り。行く前からフルテンションです。
そもそも友釣りのイメージが強いアユ。
以前、一流のアユ師に「友釣りは最高のルアーフィッシング」と
教えられたことがあります。
おとり鮎をいかに素速く狙ったポイントに導けるかが本当に楽しいとのこと。
僕も体験でかじった程度ですが、ヤバイくらい楽しかったです。
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まだ稚アユのころは餌釣りやサビキで釣れるのは知っていましたが、
この時期にアユがサビキで釣れるというのは知りませんでした。
初めての釣りはワクワクしますね。
Tさんとつなこと3人で紀伊半島のウエストコーストを南下し、
きれいな渓谷、さらにダムなどの景色が広がってきます。
いやがおうでもテンションがあがります。
窓越しに絶景を見ながら目的地に到着。
Tさんの実家はおだかやか川のほとりでした。
ご両親にあいさつを済ませ、アユ釣りに出発!
・・・とその前に川辺に降りていって、少しばかり偵察。
見えバスがたくさん泳いでいました。
ここは釣るのを我慢して、今度こそアユのポイントに連れて行ってもらいます。
釣りに行く前にさまざまな釣るための準備を済まし、
車を走らせてポイントに到着。
山道を降り河原に出ました。
先行者としてTさんのおじさんがいました。
すでに何十匹も釣っているようです。
クーラーを見せてもらい、さらにやる気満々に。
さて、いよいよ釣り開始です。
タックルはすべてTさんのご両親のものを拝借。
まず、竿ですが、どうやら硬めのアユ竿に
小型両軸リールとガイドをつけたオリジナルのものと推測。
リールは逆についていたのですが、「巻く」という作業はほとんどしないので気にしません。
サビキは、、、アジ用ですね。
アユ専科とシールを貼っていますが魚の写真はアジのままでした。
カゴは、針金を球状にまげたもので根掛かりを回避するというオリジナルのもの。
昔あった地球ゴマを想像してしまいました。
撒き餌ですが、パン粉と煮干しを粉末にしたものを配合。
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パン粉と |
煮干しを |
7:3で混ぜます |
水で溶きます |
さて、釣れるのでしょうか??
いざスタート!
崖の上からはアユやオイカワなどが目視できます。
その魚影に向かってサビキを投下!
まず、すぐにヒットしたのは
オイカワでした。
その後もオイカワは釣れるものの本命のアユはヒットせず。
普段は2~3m(7~10ft)程度のルアーロッドばかり使っているので、
推定10mのアユ竿ではなかなか思い通り操れません。
しかも渓流とはいえ真夏の日中。体力もかなり削られました。
アユも全然釣れなくて
「サビキで釣れるなんてやはり都市(?)伝説か」と思っていた時
ようやく1匹目をゲット!
見事な背掛かり! 友釣りでは理想的ですw
・・・でもサビキ釣りなので単なるスレですね。
しかし、撒き餌が効いてきたのでしょうか。
竿の扱いに慣れたこともあり、その後入れ食いに。
Tさんご両親、爆部2人、Tさんおじさんと5人で、
軽く3ケタは釣りました!
これぞサビキ釣りの真骨頂。テクニックうんぬんより数釣ってナンボの釣りですから。
2時間ほどで釣り終了しましたが、楽しかったです。
釣りが終わり、おじさんの家にお邪魔。
釣ったばかりのアユを塩焼きにしていただきました。
絶品ですね!
帰り際には、ジビエのお土産もいただき、本当にありがとうございました!
Tさんのご両親にも本当にお世話になりました。
おかげさまで貴重な体験ができました。感謝です。