ポイントが遠く、重いルアーが使用できないケース(どシャロー etc…)では、細糸を使うことが多くなります。
加えて、アゲンストの風では、PE0.6~0.8号を使うことが多いのです。
メーカーによって異なりますが、PE0.6号ではおおよそ10lb(4.5kg)の強度があります。
数値の上では4kgのシーバスなら、つり下げることも可能。
この時期、アフターの個体が多いので80cmクラスで4kg弱くらいではないでしょうか?
すなわち、ノットさえ決まれば、PE0.6号でハチマルを抜き上げ可能! というわけです。
しかし、伸びの少ないPEは、少しでもラインに傷が入ると、
そこにすべての力が集中するため、すぐに切れてしまいます。
一度、張り詰めたPEにヤスリをかける実験をしたところ、
触れるか、触れないかくらいのところで、バシっと切れました。
恐ろしく根ズレには弱そうです。
特に細糸のPEには絶対に傷を付けてはいけないのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
22日、ダイワののりZさんとシーバス釣行。
僕は用事があったので、後から駆け付ける形となりましたが、
着いた時にはすでにのりZさんは80オーバーを含めて8本キャッチ(驚)。
80cmオーバーをゲットしたのは、開発段階のルアーで、かなり釣れそうです!
てか、実際釣れています。
僕も遅ればせながら、PE0.6号を巻いたタックルでキャスト開始。
使用ルアーはラッキークラフト・ワンダースリム110mm。
開始数投目でガツンとヒットしたのですが・・・。
アワセ切れしました(泣)
原因は思い浮かばないこともありません。
先日の磯マル釣行で、磯の上にロッドを寝かしていたのです。
闇夜の風の中でノットを組み直すのが嫌いなので、
持ってきていた替えのリールをセット。
今度はブルースコードスリムCタイプで、いきなりヒットしました。
2回連続でラインブレークしたら立ち直れません。
ラインに傷がないか、ビクビクしながらランディングに持ち込もうとすると
根元から2つ目のガイドになにやら異物が着いているのを発見。
それで傷をつけてしまったら一巻の終わりです!
あわてて取ろうとして、ちょっとしたパニックになりましたが、
のりZさんのアドバイスで無事に70cmクラスをランディングできました。
さて、僕はカメラがないので、のりZさんのカメラでブツ持ち写真を撮ってもらいます。
このとき、竿の置き場に困りました。
するとのりZさんが
「竿はこうすればいいんですよ」とアドバイス。
そう、こうすればいいのです!
ライジャケのフロントのホックのところで固定です。
これなら地面にロッドを置いてラインに傷を付けることはありません。
使える小技として大いに活用していきます。
TACKLE DATA ROD =パームス・サーフスター SGP-106L REEL =月下美人MX2004 LINE=PE0.6号 リーダー=フロロ4号 LURE=マリア・ブルースコードスリムC-Type(BBH) |