いくつもの大小河川が流れ込む水の都大阪は、シーバスの絶好のポイント。
港の常夜灯というより街全体が明かりに包まれ、ポイントがそこかしこに点在している気がします。
釣り友達のスマちゃんとトヨーさんに、
そんな大阪湾のシーバスフィッシングのガイドを務めてもらいました。
今回の釣行は、「今年はいろんなことにチャレンジする」ということを年頭の目標に掲げたため。
いまだマルスズキが釣れないでいるつなちゃんも同行です。
わがままな申し出に付き合ってくれたスマちゃんとトヨーさんに感謝です。
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泉大津で集合し、まずはトヨーさんがポイントに案内してくれました。
そのポイントとは、タチウオ師が竿を並べる岸壁の反対側、海に流れ込むドブ川です。
川幅は・・・4、5mほど?
まずはマルスズキバージンを大阪の海に捨てたいつなちゃんが、トヨーさんの手ほどきを受けて挑戦。
「ガードレールのすき間から顔を出してそこで8の字を描く」
いきなりのディープな課題につなちゃんも半泣きになりながら挑戦。
トヨーさんも「僕も毎年ここで腰痛になる」と、なぜかドヤ顔で説明していました。
ここでは、ワームのジグヘッドでセイゴのアタリはあったものの、撃沈。
大型トラックが轟音を立てて行き来するポイントでしたが、
トヨーさんは「しーっ! 物音を立てないで」やら「ライトを消して」やらアドバイスしてくれました。
その「忍び」の効果のほどは不明です。
ちなみにその釣り場での注意点は
タチウオ狙いのおじさんが、おしっこやウ〇コをしにくるポイントなので、
「地雷」に気を付けることでした。
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次に向かったポイント。遊歩道から水路の明暗部、橋脚まわりを撃ちます。
ここでの注意点は、
真後ろを高速で走り抜ける自転車に気を付けることと、橋の下の住人にびびらないこと。
確かに高速で走る自転車乗りは脅威で、ゆったりとオーバーヘッドの構えを取ろうものなら、
ロッドを跳ね飛ばされそうな勢いでした。
いざ、キャストしてみると明暗部ではタチウオのアタリが頻発し、スマちゃんが1本ゲット。
タチウオがいるところではシーバスは厳しいということで、また移動です。
ここで一旦トヨーさんは戦線離脱。スマちゃんのマイポイントに向かいます。
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足元に広がる「バイオハザード」を彷彿させる景色を抜け、
たどり着いた先での注意点は、やはり「ウ〇コを踏まない」とのこと。
まずはつなちゃんに釣ってもらうことが最優先。選んだルアーはサラナ8cm。
スマちゃんのアドバイス通りのラインをトレースすると、1投目でいきなりヒット!
この魚は慎重にやり寄せてきました。しかし、すんでのところで痛恨のフックアウト。
ファイトからして50cmはあったでしょう。
このポイントではつなちゃんに数回アタリはあったのですが、その後はスレてしまったのか、ヒットせず。
僕はというと、スマちゃんとつなちゃんが車に戻ったすきに、コソッと明暗部にラパラCD-7をトレースして
30cm足らずのチーバスをGETしました。
ここでトヨーさんから連絡。
大河川淀川で合流することになりました。
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初めてみる淀川の河口。広い。凄まじく広い。
この広さは揚子江にも匹敵します。見たことないけど。
下げ潮がガンガンに効いたテトラ帯が広がるポイントで
スマちゃんが2ヒットさせましたが、2匹とも無念のバラシ。
1匹はなかなかのサイズだったようです。
スマちゃんがヒットさせたのはバイブレーション。
ぼくもミノーからバイブに変えた1投目!
・・・いきなりボトムで何かが引っ掛かりました。
ズルズルと巻いてきて、スマちゃんにランディングを手伝ってもらったものは
・・・カバンでした。
「開けないほうがいいですよ」というスマちゃんのアドバイス。
たしかに、人間の体の一部的な何かや、拳銃的なアイテムが入っていたら、それこそ釣りどころではありません。
「開けないで」というのは、ポイントがポイントだけに妙に説得力がありました。
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そしていよいよ最終のポイントへ。常夜灯に下には大小シーバスがうようよ泳いでいます。
いまだマルスズキバージンが捨てられないでいるつなちゃんは
フローティングミノーで果敢にチャレンジしますがノーバイト。
無風で水質も比較的クリア。常夜灯まわりとあってスレるのも早く、
手も足も出ない状態になりましたが、延々と足元で8の字を描いていたトヨーさんに良型がヒット!
8の字にトゥイッチをプラス、さらにスピードの緩急などでシーバスをイライラさせて、
やる気のないシーバスにスイッチを入れました。
追い掛けてきてはわざと食わせないように逃がすなど、
見事なテクニックで食わせたのです(夜も「じらし」のプレースタイルなのでしょうか?)。
推定75cmはありましたね。
体高もあり、見事なプロポーションでしたが、
タモ入れの寸前、痛恨のバラシ。なんとスナップが伸ばされていました。
ここで今回の釣行はタイムアップ。
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初の大阪シーバス釣行。
出撃前から、帰りの車のBGMは
爆釣劇を体験して、大阪に移住したくなるほど好きになったら
「大阪LOVER」(DREAMS COME TRUE)。
撃沈されたら、もちろん「あの曲」と決めておりました。
では、どうぞ。
帰りの車、涙が頬を伝ったのは、撃沈されたからではありません。
名曲だからです。
爆マークつかず残念でしたね!
オモロい空気はさすがっす。
やっぱり、帰りの曲は、
「もう、どーして〜」っすかね(笑)
青山さん 帰りの曲は、PCでブログを見ていただければ聴けますよ^^ それと最後の写真のサムネイルをクリックすると。。。(笑)
お疲れ様でした(^-^)/
ガイドとしても悔しかったです(´Д` )
次回はドリカムで帰れるようにネタしこんどきますので、
是非また遊びにきて下さい(^-^)/
スマちゃん ほんまにお世話になりました^^ ご迷惑かけっぱなしで。。だいたい分かりましたので、次は爆釣できると思います。たぶん…(汗)
大阪、それは僕のイメージではすごいところです・・・。
想像通りのようですねw
かばんの中身が気になってしゃーないです( ´Д`)
>そぎやまさん
かばんね。もしかしたら札束だったかもしれませんw
大阪は、ちょっと黒いシーバスしかいないと思ってたんんですが、
トヨーさんがヒットさせたシーバスはきれいでしたよ!
ドブの洗礼を受けましたか(笑)
チョット遠いけどウチの地元にも遊びに来て下さい(^^)
グレーゾーンも含めてマルの聖地をたっぷりご案内しますよ(笑)
>なかさん 和歌山の田舎モンにはドブは刺激が強すぎましたw
なんか、おのぼりさんみたいな感じで。。
マルの聖地! ぜひ連れていってください!
先日は本当にお疲れ様でした(汗)
その日はシーバスの活性がいつになく低い日でして、本当はもっと釣れます(笑)
ちなみに、シーバスは人間の足音とトラックの走る音を聞き分けています。間違いない!
>TOYOさん
あ、活性低かったんですか! 僕のボウズ色の覇気でしょうか。。
トラックの轟音と人間の足音を聞き分けるとは! ドブシーは進化した魚で、手強いですねw
>ひろさん
ファミコン時代の裏技みたいなことを(笑)
曲とあいまって、涙なしに聞けない!
>青山さん
情けない軍団名誉会長なめんなよって感じですw