リベンジという言葉は、1999年に当時の西武ライオンズの松阪大輔が一般化させたと言われています。
ロッテの黒木知宏と投げ合って負け、直後にリベンジ宣言し、次の対戦で勝利。
プロ初完封を記録したのです。
さて先日、奈良のたけしさん(@takeshi_0223)・ひろんさん(@hiron_selenic)夫妻が
初シイラを釣りに和歌山まで来てくれました。
ひろんさんは見事初シイラをゲットしたのですが、
ぼくとたけしさんはノーフィッシュに終わっています。
さかなへんに暑と書くシイラ。
やはり、これを釣らないと夏を迎えた気がしません。
29日、たけしさん、ひろんさんに加え、南港のマシンガントーカーことスマちゃんとともに
シイラ釣りに行きました。
今回乗ったのは白崎の沖磯、ヒラバエ。
通常、アシカの親、もしくはヒジキなどに乗るのですが
船頭さんによると、この日の前日、アシカよりヒラバエで釣れていたとの情報で
ヒラバエに乗りました。
釣れる気満々で磯にわたり、まだ日が上がりきっていない状況で選んだのは自作ペンシルベイト。
やる気満々で、第1投!
するといきなり海面炸裂!
む! なに? ペンペンにしても全然引かない。
上がってきたのは
ダツでした。
あ、ちなみにこの持ち方は「青山持ち」という特殊な魚の持ち方で
また機会があれば解説・・・ま、いいや、青山団長がそのうち説明してくれるでしょう。
「日が昇るまでに一人3本ほどゲットしてたい」ともくろみ、キャストを続けます。
潮目が沖に向かって縦に入り、漂流物、ベイトなどシイラには最高の条件。
しかしこの磯に乗っていた多数のルアーマンもアタリすらないよう。
あせりが出てきた時に
僕にゴゴンというアタリが。
肘まで持って行かれる強いアタリだったので、今度はダツやソウダガツオの類ではなく、
間違いなく大型魚、おそらくシイラだと思われますがフッキングまで至りませんでした。
日が昇り、ジリジリと照りつける太陽。
最初はマシンガントークでポジティブなことをしゃべっていたスマちゃんも
HPが減ってくるとともに
「回遊待ちの釣りは苦手っす」
「暑い。暑すぎますわ」と
徐々にネガティブトークに。
その時、スマちゃんがフローティングベストに付けていた
爆部の「爆」バッジがポロリと取れ、海に落ちました。
「ふ、不吉な!」
これが物語るように、なんとまさかの4人とも撃沈。
いたって平和です。
他のルアーマンもだれも釣れていなかったようです。
船頭さんに言われたのは
「昨日はここで爆釣だったのにな」
そのセリフはもう飽きました。
ま、でもこれが回遊魚の恐ろしさです。
リベンジ「シイラの部」は返り討ち。
3人ともお疲れ様でした!
特にスマちゃんに至っては、帰り道、車のトラブル発生でほんまお疲れ様でした。
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さて、その日の夕方。そぎやま親子と会い、カブトムシをプレゼントしました。
あれ? 前回カブトムシをプレゼントしたはずでは??
そう、そぎやまさんのところに行ったカブトムシは
家の外においていたため、全滅してしまったのです!!
子どもたちが泣きじゃくったというので、余っているカブトムシを6匹贈呈。
そぎやまさんには
「このカブトは前の『換え』ではなく、一つしかない命は死んでしまったらおしまい」
「取っ替え引っ替えできるものではない」
子どもたちにはそう教えてほしいですね。
さぁ、そぎやま家のカブトムシリベンジマッチの始まりです。
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夜になりました。
リベンジと言えば、前回の釣行でさんざんな目にあったタコ釣りです。
爆部員つなこがタコを釣りたいというので
一緒に近場のポイントに出発。
つなこはタコエギ、僕は前回一瞬でロストしたタコジグで挑戦。
青山団長が前回、椅子やらタモやらさまざまなものを引き上げて掃除してくれたポイントで
僕はタコジグでネチネチ攻めます。
なかなか青山団長のように、いろんなものは釣れません。
しかし、ついに
むにゅっとしたものが引っ掛かりました。
引き上げてみると、100gほどの小ダコでした!!!!
世間一般に言う「青山サイズ」です。
ようやく釣れました!
その後、調子に乗ってストラクチャーをタイトに攻めた結果、
タコジグを根掛かりでロスト。
新しいタコジグに付け替えて、
すぐまた根掛かり!
「やってられんわ~!」と引っ張ったところ、ジリジリと動きます!
「まさか!」
気合を入れて綱引きを開始、
ズルッという感触とともに引っぺがしたのは
ナイスサイズのタコ!
このタコ、陸揚げするとワタリガニの食いかけも抱えてました。
どれだけ貪欲やねん。
なんにせよリベンジ達成です!!!
その後、お約束のドブでキビレも追加。
つなこはタコの途中で体調を崩し、グロッキーでした。
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巨タコを釣ったと写真をアップしてツイッターで報告すると
さっそく青山団長から電話が。
「あげたタコ返してくださいよ」(※先日、小ダコを2匹いただいていた)
「ツイッターの写真がニセモノっぽいですよ」
「魚屋で買ったんでしょ?」
などとひがみまくりw
よほど悔しかったのでしょう。
なんせ自分は青山サイズしか釣れずに、ぼくがタコジグでナイスサイズを釣り、
さらに自身のブログではタコジグでは青山サイズしか釣れないと述べていたくらいですから。
さてこのナイスタコ、帰宅し、計量したところ
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1kgには少し足りない940gの良型。
青山サイズと比較するとその大きさが分かります。
タコの部はリベンジ大成功です!