不況なのでしょう。
弊社社員を1人追加のため、
ハローワークと弊紙広告で記者を募ったところ、
本当に多くの方々から面接を希望していただきました。
非常に有能そうで、
採用させていただきたかった方も多かったのですが、
枠は一人だけ。
多くのご縁がなかった方々、この場を借りてお詫びを申し上げます。
さて、僕が大学を卒業したバブル崩壊後と同じく、
どうやら今年度の卒業生も厳しい就職活動を余儀なくされているようです。
すでに来年度に就活する学生も戦々恐々。
合同企業説明会でも必要以上に肩に力が入っている人も多いようです。
そんなあなたに、先日聞いた興味深い話を一つ。
大学卒業後に商社に就職し、その後ある企業のグループ会社の支社長まで上り詰め、
今は自分で事業を興した社長がいます。
社長といってもまだ30代前半。
この社長も大学4年生の時に就活に励みました。
ある日彼は、100社以上参加の合同企業説明会で、
20歳そこそことは思えない発想力と行動力で
他の学生とは一線を画する行動に出ました。
時間内に100社など回れるはずがなく、
どの企業の話を聞けばいいか迷った彼は、
なんと主催者(人材最大手R社)のスタッフに片っ端からインタビュー。
その質問とは、
「もしあなたがR社を辞めたらどの企業に就職したいですか?」
就職のプロが薦める企業なら、きっといいところだ。
そう考えた彼はR社スタッフから聞き込んだ上位3社のブースだけに行き、
見事にその内の1社に就職することができたのです。
「ただめんどくさかったんです」と笑って振り返ってますが、
普通の学生ならガチで緊張する説明会の会場で主催者に
「逆取材」を敢行するという大胆さ。
企業側もこんな発想力と行動力を求めてるんですね。